看護師の働き方には夜勤専従という選択肢もある

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夜勤専従看護師という働き方も

夜勤専従看護師という働き方も
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夜勤専従看護師

夜勤専従看護師

夜勤専従看護師は文字通り2交代制と3交代制の中でも夜勤帯だけを専門として働く看護師のことを言います。基本は日勤と夜勤を織り交ぜて働くことになりますが、その中でも夜勤だけを担当することになります。そのため昼間に休んで夜中に働くという昼夜逆転の生活をしますが、生活リズムは日勤と夜勤を織り交ぜるよりも安定させることができます。また夜勤手当が常に入ることから給料の時間ベースはとても高くなります。
夜勤専従を選んでいる看護師の多くは日中に好きなことをしたいという人が多い様です。具体的には日中に家事をしたいという主婦の方や、資格を取るために日中は勉強をしたり学校へ通うなどの生活スタイルとなります。
この生活スタイルに魅力を感じて、夜勤専従になりたいと思っても本当にやっていけるだろうか?という不安がある方もいると思います。
そんな方にはこちらの書籍がおすすめです。夜勤の急変対応や緊急入院対応など、さまざまな先輩ナース達が経験した夜勤の体験談から夜勤の不安を取り除いてくれます。

  • 夜勤Note: 怖いを安心にかえる魔法10カ条

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  • 切り取って使える緊急時チェックシートもついています。
常勤と非常勤

常勤と非常勤

夜勤専従は夜勤を担当することとなりますが、その雇用形態は常勤と非常勤で分かれています。常勤の夜勤専従は病院と雇用関係を結んで、毎月基本給と手当が支払われるという雇用形態になります。社会保険や福利厚生がしっかりとしており、ボーナスと退職金も支給されます。つまり企業でいうところの正社員の雇用形態と言えます。
非常勤の夜勤専従は時間給で働くアルバイトの雇用形態となります。そのため常勤と違って基本給というものが存在していないため、夜勤手当という概念ではなくなります。非常勤の場合には1回の夜勤で定額の給料が支給されることになるため、働いた分だけ給料を受け取ることができます。1箇所の病院ではなく複数の病院と掛け持ちをして働くことができるということから、常勤以上に稼いでいる非常勤の夜勤専従看護師もいます。しかし社会保険や福利厚生は保証されていない点とボーナスなどが支給されないということは押さえておきましょう。

給料について

給料について

常勤の夜勤専従の給料は1回の勤務で1万円前後の夜勤手当が支給されます。そのため日勤と夜勤を織り交ぜて働く看護師との違いはありませんが、夜勤回数は2倍近くとなるため、夜勤手当の分だけ給料が高くなるということになります。夜勤回数が多いことから日勤と夜勤を組み合わせて働く看護師よりも、総じて高給与になることが多いです。
非常勤の夜勤専従の給料としては1回の勤務で3万円前後となる場合が多いです。これは2交代制での夜勤となりますので、16時間ほど働いて3万円です。つまり時間給で換算すると時給2000円程度で働いていることに相当します。常勤と違って夜勤回数に制限がないことから、月に15回の夜勤をこなすことができれば1ヶ月の給料は常勤の夜勤専従看護師を超えるほど受け取ることができます。しかしボーナスを考えると年間ではむしろ常勤の方が高い給料となることが多いです。

自分に合った働き方を知ろう!

看護師には日勤と夜勤を組み合わせて働く働き方がとても多いですが、最近では日勤のみや夜勤のみという働き方もあります。これからのことを考えて自分に合った働き方を選択するためにどのような働き方ができるかを知っておきましょう。
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